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文章構成 ー論説文part1ー

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こんにちは!
お助け中学入試国語 ゆりです。

説明文・論説文の文章構成とは…

前回に引き続き、今回は「文章構成」についてお話ししたいと思います。
前回までの物語文では、その構成パターンを四つに分類しました。
様々な場面や主題を用いて物語は展開されますが、単純化していけばそのパターンは4種類しかないということをご説明いたしました。
論説文においても、このパターン化の方法が役に立ちます。
今日と明日の二回に分けて、論説文の構成要素を明らかにしていきましょう!

型をつかむ!

本日は「型をつかむ!」です。

皆さんは「作者が最も言いたいこと」を探せと言われたら、文章のどこを見ますか?
おそらく「一番初めか一番終わり」と答えられるのではないでしょうか。
考えてみればこれは当然で、もし一番言いたいことを文章の真ん中に置いてしまうと、せっかくの内容が強調されず、読者の印象が薄くなってしまいますね。
ある程度文章を読み慣れた子であれば「言いたいことは最初か最後にある!」ということは理解できています。
しかし、読み慣れていない子は、その決まりを知らないため、暗闇の中を手探りであるくような状態になっているのですね。
ですから、前もって構成のパターンを知っておけば、そのような子にも光が照らされるわけです。

説明文・論説文の型のパターン

以下に、三つのパターンの説明をいたします。
三つのパターンには、それぞれ「括る(くくる)」という漢字が使われています。
それぞれ、本文のどの部分で文章がまとまっているかを表すとお考えください。

頭括型

まずは、頭括型(とうかつがた)です。
冒頭にまとめや意見を配置し、次の段落からは理由や具体例などの説明に終始するパターンです。
似たような具体例をいくつか挙げるような説明的文章に多いですね。
「京都には、古くからの伝統を今に受け継ぐ、いくつかの祭りがある。まずは時代祭〜。次に葵祭〜。最後に祇園祭〜。」のような型です。

尾括型

次に、尾括型(びかつがた)です。
頭括型の反対で、言いたいことを最後に配置するパターンです。
具体例から始まり、理由などを加えつつ、最後に意見を述べるような場合ですね。
「近年、地球温暖化が問題となっている。他にも、水質汚染や酸性雨など、様々な環境破壊が起こっている。これらは、人類の経済活動や人口増加という、対処しにくいことが原因となった、深刻な問題なのだ。」といった感じですね。

双括型

最後に、双括型(そうかつがた)です。
話題やまとめ、意見を冒頭で話し、その後は理由や具体例を挙げて説明を進め、最後にもう一度まとめや意見述べて論を終えるパターンです。
説明文・論説文ともに、このパターンが最も多いです。
話題とは「作者がその文章で何を話そうとしているか・問題意識はどこにあるか」を述べている部分です。
抽象的な言葉を含んだ文や、「〜ではないでしょうか?」といった問いかけ型の文が話題になることが多いです。
「日本人がコミュニケーション苦手というのは本当だろうか?たしかに欧米のように言葉をもって相手と対話をすることは苦手である。しかし、相手が考えていることを慮る、察する能力は決して低くはない。つまり、日本人は言語以外のコミュニケーションには長けているのである。」のようなパターンです。

おわりに

説明文・論説文は、多かれ少なかれ、だいたいがこれらの三つのいずれかに当てはまります。
前もってこれらを知っておくことは、あたかも宝の地図を持っているような状態なのですね。

説明文・論説文を読むときには、その文章が上記のどのパターンなのかということと、どの段落がどの役割なのかを考えながら読むようにしてみましょう。
苦手な方は、一学年もしくは二学年落とした教材で、上記の読み取りをしてみるのも効果的です!

今日は形式的な話でしたが、明日は内容に踏み込んだ話になると思います。
お楽しみに!

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お助け中学入試国語 ゆり

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